2007/05/13

『アメリカン・ビューティー』

突然会社からリストラをいいわたされたレスター。性格のキツイ妻に情緒不安定な娘と家族とも上手くいっていなかったレスターは、娘の親友アンジェラに恋してしまったことがきっかけで今までの自分を捨て新しい自分へと変貌を遂げるのだが…。

本日の作品は『アメリカン・ビューティー』。第72回アカデミー賞で作品賞を受賞した作品。折に触れよく目にしたバラに埋もれた全裸の女性というキワドイビジュアルからして、公開当時からかなり気にはなっていたものの、これまたなぜか鑑賞する機会に恵まれなかった作品の一つ。どうやら私の性格上、全体的な評価が高くかつDVD化された後も安定した人気を保ち続けている作品っていうのは「今見ておかなくては!」という焦りがあまり無いせいか鑑賞に踏み切るタイミングを失ってしまうらしい(さらに早々に低価格でDVD化されてしまったりすると後回しにされる確立は非常に高い)。ということで、公開から8年もたったかなりイマサラの鑑賞となりました(笑)。

まず作品全体の感想としては「ほぼ期待通り」といったところ。平凡な家庭の崩壊劇とはいうものの湿っぽさなど微塵も感じられず、皮肉たっぷりな演出や適度なブラックジョークなんかも取り入れてあったりして笑える部分も多いです。あちこちに張られた伏線がラストに向けて集結していくところなどなかなか芸が細かいなぁとも思いましたし。

特にイケてない父親役を演じるケビン・スペイシーの壊れっぷりがたまらなく良かった。正直あの開き直りっぷりには惚れた。自分のダメな所を全て肯定してしまった人間っていうのはこうも力強くなれるものか、思わず感心してしまいましたよ(笑)。

個人的にはレスターとアンジェラのエピソードが一番印象的だったかと。それまで己の妄想の中で男としてのぼせ上がっていたレスターがいきなり現実に引き戻されるあの瞬間のあのケヴィン・スペイシーの演技(というか表情)が良かった(あのシーンが無かったら、単なる変態ロリコンオヤジってことになっちゃいますし)。

もう一度観たいから廉価版のDVD買おうかなぁ。。
*****作品データ*****
アメリカン・ビューティー - AMERICAN BEAUTY(1999年/アメリカ)
監督:サム・メンデス
出演:ケヴィン・スペイシー、アネット・ベニング、ゾーラ・バーチ、ウェス・ベントリー
   ミーナ・スヴァーリ、ピーター・ギャラガー、クリス・クーパー

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posted by クマ at 13:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | ★★★★★



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