2005/06/15

洒落た自作自演ラブコメ 『僕の妻はシャルロット・ゲンズブール』

本日の映画:僕の妻はシャルロット・ゲンズブール 
有名女優として第一線で働く妻シャルロットとスポーツライタとして働く夫イヴァン。シャルロットはイヴァンにもっと女優としての自分に理解を示して欲しいと思い、イヴァンは映画とはいえ他の俳優たちとラブシーンを演じるシャルロットの貞操観念に疑いを抱いている。そんななか、シャルロットは映画撮影のため単身ロンドンへと出発。パリに残ったイヴァンはコーヒーショップに居合わせた姉の友人の「女優の妻」について下世話な詮索に耐え切れず彼を殴り、妻に会いにロンドンへ向かうが…。主演はシャルロット・ゲンズブールとイヴァン・アタル。実社会でも夫婦の2人が作品中も実名の夫婦役として出演。しかも監督はイヴァン・アタルというかなり自作自演な作品。

同じラブコメでも先日観た「恋は邪魔者」とは全く正反対。センスのいい音楽やファッション、そして美しい風景、全編を通してとても小洒落た感じの小気味良い作品でした。まさにフランス映画。ボンジュール!

みどころはなんといってもシャルロットとイヴァンが見せる等身大の演技。有名女優を妻に持つ夫の優越感と嫉妬心。それらが綯交ぜになった複雑な感情に翻弄される夫イヴァン。女優を天職と感じつつも女優という職業のせいで夫からあらぬ疑いをかけられることに傷つき一人苦悩する妻。有名人と結婚することで起こる様々な悩みをこの2人が演じてるっていうところが面白いです。もしかして私生活そのままでは?と勘ぐりたくなりますね。

主演のシャルロット・ゲンズブールは海外(特にフランス)ではとても人気のある女優さんらしいのですが、日本ではあまり話題には上らないということもあり、作品の話題性やタイトルの与えるインパクトに比べるとそんなにイヤミな感じはしなかったなぁと思います。単純に「実社会でも夫婦の2人が作品中でも夫婦役を演じてるのか。フーン。」みたいな。彼女の他の出演作を見た限りではとりたてて美人とかカワイイとかいう感想はありませんでしたが、なぜかこの作品では「あ、カワイイ…」みたいなシーンがチョコチョコと出てきて新たな発見!という感じでした。やっぱり夫が監督だから撮り方がうまいのかしら?

*****作品データ*****
MA FEMME EST UNE ACTRICE(MY WIFE IS AN ACTRESS)(2001年/フランス)
監督:イヴァン・アタル
音楽:ブラッド・メルドー
出演:シャルロット・ゲンズブール、イヴァン・アタル
公式サイト:http://www.cinemaparisien.com/ma_femme_est_une_actrice/index.html
改めて写真観て見るとやっぱりシャクレてるよね、彼女。いや、カワイイんだけどね(笑)。

おまけ
タイトルロールのバックに流れていたエラ・フィッツジェラルドの「バードランドの子守唄」はモチロン、21世紀最高のジャズ・ピアニストの1人、ブラッド・メルドーの書き下ろしナンバーが盛りだくさんのサントラもオススメ。こちらもチェックしてみてください。
posted by クマ at 20:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | ★★★★☆



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