2005/07/15

『世界でいちばん不運で幸せな私』 ★★★★☆

世界でいちばん不運で幸せな私.jpg

のる?のらない?


本日の映画は『世界でいちばん不運で幸せな私』。小学生の同級生だったジュリアンとソフィーは、ある日ジュリアンの持っている缶がきっかけでゲームを始める。ゲームの内容は相手の出した条件を交互にクリアしあうこと。そのゲームは二人が大人になっても続き、そのことがきっかけで相手に対して自分の感情を素直に告白できずにいた二人は長い長いすれ違いの人生を歩むことになる。主演はギョーム・カネ、そしてマリオン・コティヤール。

なかなか他に類を見ないタイプのラブストーリーです。やや乙女チックなタイトルと相反して結構シュールな作品。笑いあり、毒々しさあり、でもってちょっぴり涙ありといった感じ。フランス映画ならではの上品と下品スレスレの絶妙なバランスがとてもいい!

みどころはなんといってもこの作品の核となるジュリアンとソフィーが行うゲーム。当初は二人とも子供だったこともあって、その内容もまだ他愛のないものがほとんど(といっても校長室で放尿はヤバイですよね。しかも説教受けてる最中だし。)ですが、歳をとるにつれその内容も徐々にエスカレート。中にはチト悪ふざけが過ぎるのでは?と思われるようなものもチラホラ。しかもそんなとんでもない条件を出された方もなんだかまんざらじゃない様子で、観ていてもの凄くヘンテコな気分です。つかこの二人、絶対マゾだ!(笑)。

でもって、もう一つのみどころとして挙げたいのがソフィー役のマリオン・コティヤールの演技。くるくると変わる表情はとても魅力的。かなり小柄でかわいらしい彼女、どっかで見たことあるなーって思ってたら『TAXi』シリーズに主役のダニエルの彼女リリー役で出てましたね。でかい女刑事の印象があまりにも強烈ですっかり忘れてました。そういえばあの役も小悪魔的(死語?)な女性でしたな。キュートで意地悪な役どころはお手の物ってところでしょうか。でもカワイイから許す!
*****作品データ*****
JEUX D'ENFANTS LOVE ME IF YOU DARE(2003年/フランス・ベルギー)
監督:ヤン・サミュエル
製作総指揮:クリストフ・ロシニョン
出演:ギョーム・カネ、マリオン・コティヤール
公式サイト:http://www.albatros-film.com/movie/sekai/
posted by クマ at 18:29 | Comment(1) | TrackBack(2) | ★★★★☆



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この記事へのコメント
TBさせていただきました。
本当にバランスの取れたおしゃれな作品でしたね!フランスで大ヒットと言う事でしたね。
不快すぎる二人の行動がなぜかおしゃれに感じるのが不思議です。凄いカップルですねえ・・。
他の作品のエントリも読ませてくださいね!
Posted by nicoco at 2005年07月16日 05:42
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世界でいちばん不運で幸せな私(2003)
Excerpt: 「Cap ou pas cap?」のる?のらない?
Weblog: CinemaCoconut
Tracked: 2005-07-16 05:38

「世界でいちばん不運で幸せな私」 プロポーズ
Excerpt: クラスメイトからいじめられる、ポーランド移民のソフィー。病気の母を持つ、ジュリアン。小さな心を痛める2人が、それを忘れようとある日始めたゲーム。ジュリアンの母親の形見であ??
Weblog: 映画のセリフで口説いてみない?(男性版)
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