麻薬密輸捜査にかかわっていた情報屋が死に囮捜査を行っていたFBI捜査官が殺されたことから情報漏洩していることが判明。FBIは状況を打破すべく組織と接点の無いマイアミ警察に協力を要請。マイアミ警察特捜課に所属するソニーとリカルドが囮捜査官として捜査に加わることとなったが…。本日の作品は『マイアミ・バイス』。80年代に大ヒットしたドン・ジョンソン主演のTVシリーズ『マイアミ・バイス』を映画化した作品。巨大麻薬組織に潜入する2人の刑事ソニー・クロケットとリカルド・ダブス。息の合った2人が囮捜査官として麻薬組織壊滅へと尽力する姿が描かれているはず…なんですけど、麻薬組織VS警察っていうわかりやすい構図かつド派手なアクション満載の娯楽映画な割にはモヤモヤっとしたものが残るなんとも不完全燃焼度の高い作品でガッカリ。ちなみに私の鑑賞後の第一声は「やっちまった…」でした(笑)。
オリジナルに比べるとかなりヘビーな味付けなのでオリジナルのイメージそのままに鑑賞すると結構裏切られるかも。ちなみにこのモヤモヤ感を私なりに整理してみたところこんな感じになりました。
理由その1.ラブシーンが無駄に濃くて長い
正直もうお腹いっぱい(笑)。特にコリン・ファレルとコン・リー、長い長い、長すぎる!しかも組織のボスと仕事してるのに一度寝ただけであんなに乙女チックになってしまうなんて絶対にありえない!
理由その2.主人公2人の人物設定がイマイチ伝わってこない
映画見る前にTVシリーズ見てねって事ですか?それともマイアミ・バイス見てない人はいないよね、なんて思ってる?私は幸いにもオリジナルを見てたんで惰性で鑑賞してたけど、こんな内容じゃオリジナル見たこと無い人には二人の敏腕ぶりは伝わらないよねー。
理由その3.華が無い
なんといっても出演者が渋すぎる。ジェイミー・フォックスは有りだけどコン・リーは無しだなぁ。さらにコリン・ファレルにいたってはワンマンショー見てるみたいで呆れてしまった。映像も全体的に暗めだし、マイアミが舞台なのに全然リゾートっぽくなくてなんだか淀んだ感じ。途中バハマでのシーンがあったけどあまりにもラブシーンが強烈過ぎて仕舞には別にどこでもいいんじゃない?って感じになってしまった(笑)。
しかしTVシリーズを手がけた監督が映画化したって割にはなんともイマイチな出来栄えだったなぁ。むしろ「マイアミ・バイス」の映画化じゃなくて普通のアクション映画として発表したほうが良かったのかもしれないって思うのは私だけかしら。
*****作品データ*****
マイアミ・バイス - MIAMI VICE(2006年/アメリカ)
監督: マイケル・マン
出演: コリン・ファレル、ジェイミー・フォックス、コン・リー
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