2005/09/15

騙し合いもココまでくると人間不信になりそうだね 『リクルート』

本日の映画:リクルート 
CIAのリクルート担当者バークに薦められ、CIA採用試験を受けたジェイムズ。無事試験に合格したものの、CIA訓練生となった彼を待ち受けていたものは、どこからどこまでが訓練なのかさえ判断不能なほど手の込んだ過酷な訓練だった。主演はアル・パチーノ、コリン・ファレル、ブリジット・モイナハンほか。

この作品、かなり面白い!CIAモノってことで、『スパイ・ゲーム』みたいなもっとスパイ色の強い内容かと思ったら、意外にサスペンス色が強く、さらに随所に見られる巧妙な仕掛け(騙し)が効いていて、序盤からぐいぐいと引き込まれます。もう、2時間の間翻弄されっぱなし(笑)。本当に、最後まで何が真実かわからない!そんな作品です。

みどころはなんといってもCIAの訓練風景。うっかりしていると見ている側でさえどこまでが訓練なのかよく判らなくなっちゃうほど巧妙に作りこんであります。まずはバーでの課外授業のシーン。「う〜、そうきたか〜ッ!」って唸らされちゃいましたよ。その後はかなり疑心暗鬼な状態で鑑賞し続けていたんですが、そのほとんどにおいて見事に騙されました。なんだろ、すごくタイミングが絶妙とでもいいましょうか。「この辺で種明かしがありそう」とか先読みしようものなら、こちらの考えを見透かしたように肩すかしをくらうこと必須。ただ黙ってこの疑心暗鬼ワールドに身を任せるのが吉ですね。

ついでにキャスティングも渋くってステキです。まず主役のジェイムズを演じているのが最近人気のコリン・ファレル。ココ最近アチコチの作品でみかけますが、いまのところハズレなしかも(『デアデビル』でのブルズアイ含む)。さらにコリン・ファレルのお相手役にブリジット・モイナハン。『アイ,ロボット』では研究者ってこともあり、かなり地味で暗めな役柄でとても残念だったのですが、この作品で演じた頭が良くてしたたかな女性っていう役柄は結構彼女にあっていたんじゃないかなぁって思います。でもやっぱりこの作品で観てほしいのは、アル・パチーノの渋い演技ですね。なんといってもあの眼光、重厚な声、押さえ気味の演技。全てが渋すぎる〜ッ。最後の最後までアル・パチーノの貫禄ある演技に騙されまくってみてください。
*****作品データ*****
リクルート
THE RECRUIT(2003年/アメリカ)
監督:ロジャー・ドナルドソン
出演:アル・パチーノ、コリン・ファレル、ブリジット・モイナハン
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posted by クマ at 16:44 | Comment(0) | TrackBack(1) | ★★★★☆



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「リクルート」
Excerpt: 「リクルート」を観ました。
Weblog: るるる的雑記帳
Tracked: 2005-09-15 20:03