2005/09/29

小さなしあわせの詰め合わせ 『アメリ』

本日の映画:アメリ 
小さい頃から自分の妄想の中で幸せに暮らしてきたアメリ。大人になったアメリはモンマルトルのカフェ“ドゥ・ムーラン”で働きながら一人暮らしをしていたが、ある日バスルームの壁の中に隠してあった宝箱を発見する。アメリはその宝箱を持ち主に返すというアイディアを思いつきその目標を達成した時、自分の人生の目的はコレなのだ!と発見する。以来彼女は人知れず色々な人のお節介を焼きはじめるが…。監督は『ロング・エンゲージメント』、『デリカ・テッセン』のジャン=ピエール・ジュネ。主演はオドレイ・トトゥ、マチュー・カソヴィッツほか。

なんてなんてステキな映画!可愛らしくてチョット意地悪で、出てくる人たちもかなりヘンテコで、ちょぴり切ない部分もあって、そして見た後はなんともいえない幸せな気分にさせてくれる、そんな作品でした。公開当時、あまりにもキョーレツなアメリの顔にひるんで他の作品に変更したことを思い出しましたよ。当時はそれほどフランス映画に興味もなかったしね。でも、今となってはとても後悔してます。こんなに面白い作品だったら劇場に行っとくんだったよ〜。とても残念!

みどころはなんといってもアメリの繰り出すお節介の数々。ホントに小さなエピソードがこれでもかってくらいこの120分間にいーっぱい詰め込まれています。その一つ一つがカワイイのなんのって。一応ラブストーリーなのかな?でも、フランス映画ならではのシニカルさもいい感じに効いていて、甘すぎず辛すぎず絶妙な仕上がり。この可愛くもウィットに富んだ悪戯が理解できないようでは、あまりにも余裕なさすぎかもしれませんね。

中でもお気に入りなのはお父さんの小人(ドワーフ)の置物が世界を旅するエピソード。ある日突然旅に出たドワーフがお父さんの代わりに世界各国を旅して、そしていつの間にか元の場所に戻っている。映画のいちエピソードであるにもかかわらず、すでに一つの旅物語として完成しているところが素晴らしい!そしてあちこちから届く写真、世界各地の素晴らしい景色と青い空、そしてドワーフの赤い帽子と白いひげ、全ての色のコントラストが印象的。そして手紙の意味が理解できずにいる「?」マークいっぱいのお父さん、アメリ同様観ているこっちまでニヤニヤしちゃいましたよ(笑)。悪戯って癖になるわ〜!

私同様、ちょっと気になってたのよねーと思いつつどうも観る機会に恵まれなかったっていう方、もったいないので一刻も早くこの幸せを体感してみてください!そうでない方も騙されたと思ってゼヒ!!
*****作品データ*****
アメリ
AMELIE/LE FABULEUX DESTIN D'AMELIE POULAIN(2001年/フランス)
監督:ジャン=ピエール・ジュネ
製作:クローディ・オサール
出演:オドレイ・トトゥ、マチュー・カソヴィッツ、ヨランド・モロー、ジャメル・ドゥブーズ
公式サイト:http://www.albatros-film.com/movie/amelie/index.html
  →この作品をAMAZONで確認
posted by クマ at 18:19 | Comment(5) | TrackBack(4) | ★★★★★



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この記事へのコメント
私もこの映画大好き〜。
小さなエピソードがたくさんあって、得した気分になったし。
ドワーフのエピソード、良いよね〜。
八百屋の店主への悪戯も陰湿で好きだなぁ。

コリニョンの顔は苦手だった。

子供と一緒に楽しみたいんだけど、「絶頂に達しているカップルの数」のシーンと「ムーランのトイレがガタガタゆれる」シーンがあるからねぇ。

可愛いけど、甘ったるくない毒気が何ともいえないよね。
Posted by シミズ at 2005年09月30日 21:51
確かに子供に見せるにはちょっと刺激が強すぎるかな〜。夢があってすごくいいんだけどね〜。

>可愛いけど、甘ったるくない毒気が何ともいえないよね。
そうなんですよ。最近よくフランス映画を好んで観るのですが、甘さと辛さのバランスが絶妙な作品が多くて、観ていてとても楽しいです。
ハリウッド映画では味わえない趣きですよね。
Posted by クマ at 2005年10月01日 10:52
>ハリウッド映画では味わえない趣き

そう!ハリウッド映画は観客に媚びを売りすぎてるような感じだよね〜。
Posted by シミズ at 2005年10月01日 16:13
はじめまして!!コメントありがとうございました♪
アメリはちょっと「不思議ちゃん」って感じだけど
思いつきがおもしろくて!
私も置物が旅をするところ大好きです
Posted by satty at 2005年11月02日 10:00
sattyさん こんにちは。
郵便で届くあの写真がね、可愛いんですよね♪
あのエピソードが一番好きです。
Posted by クマ at 2005年11月02日 11:22
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