2005/10/06

タランティーノも惚れた! 『修羅雪姫』

本日の映画:修羅雪姫 
明治時代、金と欲のため夫と一人息子を殺された小夜は、首謀者4人のうち一人を殺害し投獄されてしまう。しかし小夜は投獄中に娘雪を出産し、自分の代わりに残された3人に復讐するよう女囚仲間に言い残し、雪を託してこの世を去る。そして厳しい訓練に耐え、美しい女性へと成長した雪は父、母、そして兄の無念を晴らすため、復讐の旅へと向かう。監督は藤田敏八。主演は梶芽衣子ほか。

タランティーノ監督作キル・ビルを作るきっかけとなったといわれる作品です。時代劇のようなオープニングや縦書き筆文字のタイトルクレジットなどそこはかとなく歴史を感じる作品ではありますが、それ以上になぜか斬新さを感じる、そんな作品でした。ある意味かなり衝撃的な作品ではありますが、キル・ビルが面白いと感じた人は絶対楽しめる作品だと思います。

この作品のみどころはなんといっても若かりし梶芽衣子が刀振り回して演じる殺陣シーン。嘘っぽい朱色の血飛沫がイヤって言うほど飛び散ります(笑)。ストーリー的にも結構グロくてまさに何でもありといった様相。しかも宿敵の4人は欲にまみれた悪人ばかり。勧善懲悪とまではいかないものの、バッサバッサと悪人を切り捨てていく梶芽衣子の艶姿にはかなり爽快感を覚えました。キル・ビルも良かったのですが、やっぱり本家本元にはかなわないですよねってことで。

こういった70年代から80年代にかけての邦画を見るたびに思うのですが、今の邦画にはない勢いみたいなものをひしひしと感じますよね。映像やストーリーに対する変なしがらみとか虚飾が無いせいか全てが直球全力勝負というかなんというか。がむしゃらな感じがとても新鮮で面白いです。たまーにトライアル的な斬新なカット割り(作品終盤の塚本儀四郎とニアミスした雪とその息子の会話シーンとか)が出てきたりするのもまた、自由な感じがしていいですよね。

ところで、同じタイトルで釈由美子主演の作品もあるみたいなのですが、これはこの作品のリメイク?もしリメイク作だとしたら、どんな風になってるかチョット興味があるので観てみたいなぁ。
*****作品データ*****
修羅雪姫(1973年/日本)
監督:藤田敏八
製作:奥田喜久丸
出演:梶芽衣子、赤座美代子、大門正明
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posted by クマ at 15:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | ★★★☆☆



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