本日の映画:ドラムライン マーチング・ドラマーとして天才的な才能を持つデヴォン・マイルズは音楽特待生としてA&T大学へ入学する。過酷な訓練に耐え、スターティング・メンバーに抜てきされたデヴォンだったが、次第にその自信過剰でうぬぼれが強い性格が災いしリーダーのショーンと衝突、仲間からの信頼までも失ってしまう。監督はチャールズ・ストーン三世、出演はニック・キャノン、ゾーイ・サルダナ、オーランド・ジョーンズ。
日本ではあまりなじみのないマーチング・バンドを題材にした青春ドラマ。スポーツ競技のハーフタイムの12分間に披露されるパフォーマンスといえばチアリーディングが一般的だと思っていたのですが、どうやらこちらのマーチング・バンドのほうが歴史的にもパフォーマンス的にも有名な様子。青春ドラマお決まりの挫折あり友情あり恋愛ありのストーリーも要所要所挿入されるドラム対決がいいアクセントとなってテンポ良くまとまっています。
天才的才能にうぬぼれ自分の腕に絶対な自信を持つデヴォンと自分の信念を曲げずスタイルを貫き通そうとするリー監督。凄く似たもの同士だなぁーって感じました。この二人に限らずこの作品にでてくる人物たちは何かしら迷ったり悩んだりしているわけですが、問題に真正面から真摯に向き合う姿がスゴク印象的です。
見せ場になっているドラムラインと呼ばれるスネア・ドラムやバス・ドラム等で構成されるメンバー同士のドラム対決シーンはかなり興奮いたしました。前評判でもこのシーンは絶賛されていたのでかなり期待していたのですが、まさに期待以上。肝心のドラム・ラインシーンまでに何度もマーチング・バンドの演奏シーンがありますが、迫力が違いましたね。最後のシーンなんて、思わずニヤリとしてしまいましたよ。
個人的に一番印象に残ったのは白人のバス・ドラムのジェイソン。人種による身体的能力の差を努力によって補い、元のポジションを取り戻すと言うエピソード。すっごくいい話ですよねぇ。
ところで、主人公のデヴォン、バンダナした姿が山本太郎に似ているような似ていないような…。同じ様に思った方いらっしゃいます?
*****作品データ*****
ドラムライン
DRUMLINE(2002年/アメリカ)
監督:チャールズ・ストーン三世
出演:ニック・キャノン、ゾーイ・サルダナ、オーランド・ジョーンズ
公式サイト:http://www.foxjapan.com/movies/drumline/
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