2005/11/29

ラクロスとおじさんとドラッグストア 『ドラッグストア・ガール』

本日の映画:ドラッグストア・ガール 
同棲相手の浮気現場に偶然遭遇してしまった大林恵子。ショックのあまり電車に飛び乗り、行き着いたのは摩狭尾(まさお)という東京郊外の町。行くあてもなく街を彷徨う彼女の目の前に現れたのは巨大ドラッグストア「ハッスルドラッグ」。おかまの薬剤師二人を相手に泣きながら身の上話をしたところ、なぜか成り行きでこのドラッグストアでバイトすることに…。監督は本木克英、脚本は宮藤官九郎。出演は田中麗奈、柄本明、三宅裕司、伊武雅刀、六平直政、徳井優ほか。

同棲相手にフラれた女子大生と寂れた商店街で商売を営む中年男性たちの青春(?)スポーツコメディ作品。街に突如出現した巨大ドラッグストアで働く大林に好意を抱いた中年男性5人が、何とかお近づきになろうと彼女を真似てラクロスを始めるっていうちょっと変なストーリー。主演の田中麗奈のトボけた演技もなかなかよかったのですが、それよりなにより脇を固める個性豊かなベテラン俳優陣の面白おかしい演技がとても楽しい作品です。

作品冒頭、同棲相手の浮気現場に遭遇するっていうエピソードはかなりいい感じ。ワケワカランなやり取りとそのシチュエーションに一気に引き込まれましたね。演出上手すぎですよ、ホント。その後電車に揺られて街について〜っていう流れになるのですが、おじさん達がどんどん彼女の虜になっていくところまではテンポも良いし結構楽しめます。がしかし、その後おじさんたちがラクロスに手を出したあたりからなんだか勢いが失速してきて、その後はストーリーも「アララ?」って感じだし、展開も「ありえない…」って感じで良くわかんない展開になっちゃいましたねぇ。ま、中盤までの勢いで最後まで観ちゃいましたけど(笑)。

個人的にウケたのはおかまの薬剤師の小松兄弟に扮する篠井英介と山咲トオルの演技。いや、演技というか素というか。とにかくあんな薬剤師のいるドラッグストアなら私も常連になりたいワー。特に篠井英介がいいですね。私もセルフメディケーションの手ほどきして欲しい、ていうかむしろ友達になりたい(笑)。あと地味なところで余貴美子も良かった。意外にも変な役似合うのね、ウフフ。

ちなみに舞台となっている「摩狭尾(まさお)町」のロケ場所となったのは神奈川県横須賀市内の商店街だそうですが、ココに決まるまでに半年もかかって約300カ所以上観てまわったそうです。どこにでもありそうな雰囲気なのに、探して見るとなかなかないんですね、こういう商店街。スタッフの方も大変です。
*****作品データ*****
ドラッグストア・ガール(2003年/日本)
監督:本木克英
脚本:宮藤官九郎
出演:田中麗奈、柄本明、三宅裕司、伊武雅刀、六平直政、徳井優、余貴美子、荒川良々
公式サイト:http://www.dsg-movie.jp/
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posted by クマ at 15:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | ★★☆☆☆



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